ガソリンスタンドが突然閉店するのはなぜなのか

昨日、よく利用しているガソリンスタンドに行ったところ、今月いっぱいで閉店するんです・・・といわれました。

長年利用してきたスタンドなだけに、とても残念です。

でも、お客さんも多かったはずのになんでだろうと思い、ガソリンスタンドの閉店について調べてみました。いや、すごいことになっているんですね・・・。

ガソリンだけでは商売にならない

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ガソリンスタンドが閉店&廃業するのには、いくつかの理由がありますが、まず大前提としてガソリンだけでは商売にならないというのがあります。

ガソリンの純利益は、1リットル数円~

ガソリンの純利益は、1リットルあたり数円~といわれています。

5円前後が1つの目安になるようですが、それにしても「・・・」な金額です。

利用する側としては1リットル140円近くはらっているのに、なんでそんなに低いんだよ!という話ですが、大きな理由は「税率が高いこと」です。

こんなに高い!ガソリンの税率

ガソリンの利益率が悪い理由に、高い税率があります。 

ガソリンの小売価格から税金の計算ができるサイトがあるのですが、実際にやってみるとびっくりします。

昨日、私はリッター139円のスタンドで22リットル入れたのですが、計算してみたところ、次のようになりました。

 

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3,058円のうち1471.72円が税金です!支払った額の48.13%が税金という、笑うしかない結果になりました。

ガソリンの税率は高い、高いとよく言われますが、具体的な数字をみると驚愕しますね。

もう何を買っているのか、わからなくなりますね・・。

で、税金をひいた残りから、原油価格・元売りメーカーの利益・人件費・輸送コストなど各種費用をまかなうわけですから、そりゃあ厳しい!という話ですね。

ガソリン以外でどう利益を出すか

ガソリンだけでは商売にならないため、ガソリンスタンドは、ガソリン以外で十分な利益を得る必要があるわけですが、今はこれも非常に厳しい状況です。

車検やオイル交換、洗車、タイヤ交換・販売などが大きかったようですが、今はイエローハットやオートバックスなど、スタンド以外でやる人も増えてきました。

スタンドよりお手軽&お値打ちな気がするし・・。

 となると、スタンドの利益は「ガソリン頼り」になるわけですが、今は燃費のいい車が増えてきて、1台あたりの給油量、給油回数も減ってきているという・・・。

地下タンクの交換問題

上記とは別に、地下タンクの交換問題もあります。

ガソリンスタンドは、地下のタンクにガソリンを入れているのですが、このタンク、設置から40年で変えないといけないきまりがあります。

老朽化による油漏れなどを防ぐためなのですが、この交換にかなりの費用がかかるとのこと。

で、それだけの費用をかけて交換をしたとしても、この先どうなるか、元がとれるかどうかすらわからない状況。そうした理由から廃業を決意するところも多いのだそうです。

突然の閉店は、このケースも多そうだね・・・。

ちなみに、ガソリンスタンドが閉店したあと、すぐに別のガソリンスタンドが入ることがありますが、これは地下タンクの設置期限に余裕があるケースが多いみたい。まだ何年かはいける!というわけですね。

そのほかにも様々な問題が

そのほか、ガソリンスタンド同士の価格競争による疲弊もあります。競争が激化するほど、ただでさえ少ないガソリンの利益がさらに厳しくなっていきます。

また、コストを抑えるためにセルフ方式にするという手もありますが、今度はガソリン以外のものが売りにくくなるという問題が出てきます。

どっちを向いても厳しい状況ですね・・。

まとめ

ゆずもちの近所に、やたらとタイヤをすすめてくるスタンドがありましたが、こういった理由からだったんですね。そのスタンドも少し前に閉店してしまいました。

それにしても大変な状況です。こんな状況が続くと、スタンドが減るだけではすまなくなるような気がしますね。

しかし、お気に入りのスタンドがなくなるのは痛恨。これからどこのスタンドにしよう・・・。